脳幹は生命の基本,腹圧も基本。
みなさん,お疲れ様です。
腹圧の専門家,舟波真一(ふなみしんいち)です。
よろしくお願いいたします。
腹圧シリーズ19回目。
前回,脳幹は基本的生命活動に非常に重要な脳の部位であるというお話しでした。
それゆえに脳幹が生きているかどうかが脳死を左右します。
それほど重要な脳幹。
発生学的に,いろいろな動物を見ていくと,
大脳皮質がほとんどなくても,
呼吸したり,移動したり,エサを取ったり出来る動物はたくさんいます。
つまり,脳幹だけでいろいろな行動を起こし,生活できるという事なんです。
では,脳幹で生きている動物って?
そう,陸上の生物で言えば,爬虫類ですよね。
じゃ,爬虫類ってどうやって移動してるの?ということです。
はい,間違いありません,うつぶせです!腹這いです!
ということで,爬虫類の動き,爬虫類の活動は,ほぼすべて脳幹でつくられております。
爬虫類の動きこそ,脳幹の働きであり,脳幹のなせる業であります。
脳幹を刺激する,脳幹がつくる動きのマネをする,新皮質ではなく,脳幹を活性化させるために,
爬虫類をお手本にすることが,脳幹を働かせることにつながります!
爬虫類の動きをマネするのに,まず,何が大事か?
そうです,うつぶせなんです!
ここまでの長いフリにお付き合いくださり,誠にありがとうございました。(笑)
我々は,爬虫類のマネをすることで,脳幹が活性化することをつかんでおります。
具体的には,腹圧が上がるという事です。
うつぶせになる事で,おなかは圧迫されますので,
物理的にも腹圧は上昇します!
そして,爬虫類のくねくねした動き,あれをS 字状波動運動,と言いますが,
それをマネすることで,脳幹に刺激を与えることが出来るんです。
今までたくさん話してきましたが,うつぶせユラユラです!
爬虫類のマネをするのです,そうすると脳幹が刺激されます,元気になります!
腹圧の専門家.舟波真一でした。
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