左のお尻と脚裏の痛み

本日 BiNIリハビリセンター長野 に初めてお越しいただいたクライアント様。

左膝の人工関節術後から左のお尻と脚の裏に痛みがでてきました。寝ていればいたくないけど、「立ったり歩いたりすると痛みがでる」。

細かくお話しを伺い、お体を拝見して、左腎臓周辺の膜組織が硬くて腰の神経を引っ張っていたこと、左偏平足で立つと土踏まずが下がって腰から足裏に伸びている神経を引っ張っていたことが合わさって症状がでていました。人工関節にする前は膝が弯曲していて神経がたるんでたんで症状がでなかったんですね。

下の図の矢印部分は腎臓を示しています。腎臓にも腰から出た神経が回り込んでおります。この神経は脚にまでつながっています。

身体デザイナー

神経はみんなつながっていますから、症状が出ているところとは異なる部分に問題があることは良くあることです。

腎臓周辺および足の膜組織をしっかりほどいて、神経の引っ張りをとりました。わざわざご連絡をくださって、「まったく痛みがない」と。嬉しいご報告です。

しかし、左扁平足に関してはNWPL足底板が必要かもしれません。左の外反母趾も気にされてました。ご本人にもご説明させていただきましたが、3週間後に拝見して、少し症状が出てきたようなら足底板作成して終了予定です。

どこにいってもよくならない方、最後にお越しください!

(身体デザイナー 山岸茂則)