脊柱管狭窄症あるある①

こんにちは。

バイニーリハビリセンター札幌の小松原です。

今日はある疾患についてお話ししたいと思います。

「脊柱管狭窄症」です。

細かい話は、症状別Q&A

にも書かれているので、一度読んでいただけるとよりイメージがつきやすいかと思います。

簡単に説明させていただくと、

背骨に囲まれて出来た脊柱管という部分に、脊髄が入っており、その脊髄から手足へ神経が延びています。

この脊柱管の部分が何らかの理由で狭くなってしまうことで、神経や血管が圧迫され、痛みや痺れなどの症状が出てきてしまうのですが、

「何らかの理由」という部分が実はミソになります!!

この「何らかの理由」には、何パターンもあるのです!!

基本的には腰を反る動きをするとどんな方でも脊柱管は狭くなりますが、

私がみてきた症例の方々で多くの方に共通しているのが、

背中が丸まっている
頭が前に出ている

がまずはあります。

「頭が前に出て、背中が丸まる」と、腰の背骨は反った状態になりやすくなります。

つまり、背骨が歪んでしまう事で

常時腰が反った状態になってしまうんですね。

ただ、背骨を歪めてしまうのはある意味しょうがない部分でもあります。

というのも、ヒトは1カ所が歪むと他の部位が代償して、負担をかけすぎないようにバランスを取る事が多いからです。

その状態がずっと続いてしまう結果、支えている組織に徐々に負担がかかってきてしまい、歪みが定着してしまうのです。

なので、頭が先か、背中が先か、そして腰がそもそも反ってしまっていたのか、どこから歪んでしまっているのかはっきりさせるのは難しい部分でもありますが、全て柔らかくなり、歪みも少なくなってくれるのが、理想ではあります。

ここに関しては、問診の段階で、生活歴や交通事故などの外傷歴、既往歴などがヒントになる事が多いです。

次回からは歪んでしまう生活習慣についてお話ししたいと思います。

痛みや麻痺にお悩みなら、
バイニーリハビリセンターにご相談ください。