【ハント症候群】重度の顔面神経麻痺

ハント症候群

ハント症候群という病態があります。

ヘルペスウィルスの感染により引き起こされます。
ヘルペスウィルスは神経が大好きです。

感染する神経によって、
顔面神経麻痺の原因になったり、
耳鳴りの原因になったり、
めまいの原因になったり、
帯状疱疹になったりします。

ハント症候群はこれらが比較的複合的に起こります。

ハント症候群の詳しい情報は、
本ページの最後にまとめてあります。

顔面神経麻痺の重度な場合は、
その麻痺の改善率が50%程度とされます。

通常の顔面神経麻痺のみの場合は、
自然に治癒する可能性は高いですが、広範に感染している場合は要注意です。

以下は、ハント症候群を発症して入院され、退院後も顔面神経麻痺が全く改善せず、当センターで4度拝見させていただいた女性の事例です。

麻痺によって、

  • 「右目が閉じられない」
  • 「おでこにしわがよせられない」
  • 「口から食べ物がこぼれる」
  • 「笑ったりするとときに左右の口の形が違い過ぎる」
  • 「恥ずかしくてマスクを外せない」

とおっしゃておられました。

娘さんの結婚式があり、
「こんな顔で出席したくない!」
という希望をお持ちでした。

生まれつきの側弯がおありで、
検査すると神経のあちこちが緊張して突っ張っている状態でした。

神経には栄養血管が来ています。

神経が緊張していたら、
そこにきている栄養血管も緊張してしまいます。

そうなると、
神経の免疫機能も低下しますし、ヘルペスの感染からの回復もどうしても遅れてしまいます。

足のタイプは、
柔軟性前足部外反という不安定な足タイプです。

しかも相当程度が強いです。

柔軟性前足部外反の場合、
歩くときに足の裏に来ている足底神経を緊張させてしまいます。その神経は脳まで続いています。

そこで、
初回にご説明して足底板をオーダーしていただきました。

2回の施術では、
右足の親指、背骨、頭蓋、仙骨など、いろいろなところで神経のゆがみや動きにくさを改善しました。

退院後に1回、そして2週間後に2回目を拝見して「見てもらうたびに良くなって、マスクを外せました!」とご連絡いただきました。

当センターには、様々な症状でお悩みの方にお越しいただきますが、このような喜びを頂戴したり、満面の笑顔を拝見できると、なんとも言えない嬉しさがこみ上げてきます。

3度目には、足底板も装着いたしました。

4度目に拝見した時(初回から5週間経過)には、
「大きく笑うと右の口がしっかり広がってない感じだけど、それ以外は気にならない」とのこと。

足底板は
「吸い付くみたいでフィットして、身体が楽で」と、とても気に入っていただきました。

そして、
初回から7週経過した時点で、お電話にて経過を伺ったところ…「全く問題ない。気にならない」とのことでした。娘さんの結婚式にも心配なく臨んでいただけそうなご様子でした。

BiNIアプローチは、
神経科学をとりこんで、独自の考察を加えている強みがあります。

どこに行っても良くならない方、
バイニーリハビリセンターに、お気軽にご相談ください。
 
(身体デザイナー 山岸茂則)
 
 
身体デザイナー
 
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ハント症候群のご紹介

ハント症候群とはどんな病気か?

  • ベル麻痺と同様に顔面の麻痺を来す病気ですが、ベル麻痺と異なる点は、耳や耳の穴に水ぶくれやかさぶたが生じることです。
  • 難聴、耳鳴り、めまいを伴うことがあります
  • 急性の末梢性顔面神経麻痺をおこす病気で最も多いのはベル麻痺で、次いでハント症候群の順です。

この病気を報告した医師の名前に基づき、ハント症候群と呼ばれています。

ハント症候群の原因は何か

  • 水痘・帯状疱疹ウイルス(=みずぼうそうを起こすウイルス)が原因です。
  • 水疱瘡(みずぼうそう)が治ったあとも、このウイルスは神経組織に潜んでいます。この状態を潜伏感染と呼びます。
  • 何らかのきっかけで潜伏したウイルスが再び増え(=再活性化)、皮膚や粘膜に水疱を伴う病変を引き起こします。
  • 神経の分布に沿って帯状に病変がみられるため、帯状疱疹と呼ばれます。
  • 耳や耳の穴の周囲の帯状疱疹の場合、ウイルスが同時に顔面神経や内耳の神経を侵すことにより、顔面神経麻痺や難聴、耳鳴り、めまいが起こります。

ハント症候群の症状の現れ方

  • ベル麻痺と同様に、ある日突然に顔の片側が動かなくなり、顔が曲がります。
  • 耳の後ろや中の痛みを伴うことがあり、水疱やかさぶたが生じます。
  • 聞こえが悪くなったり、耳鳴りがしたり、ふらつきやめまいが生じることもあります。
  • これらの症状は同時に、または時間をおいて次々に起こります。
  • 麻痺と同じ側の涙の分泌低下、味覚の低下や物音が響く聴覚過敏になることもあります。

ハント症候群の検査と診断

  • 耳や口腔内などの視診により帯状疱疹の有無を調べます。
  • 顔面神経麻痺が生じてしばらくしてから疱疹が現れることがあり、はじめはベル麻痺と診断されることがよくあります。
  • 聴力検査、平衡機能(めまい)検査、脳神経検査を行い、他の脳神経に異常がないかどうかを調べます。
  • 時には水痘・帯状疱疹ウイルスにより、疱疹を伴わずに顔面神経麻痺が生じることがあり、症状からはベル麻痺と区別できません。
  • この場合、血液検査によって水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化が生じていることが診断できます。

ハント症候群の検査と診断

  • 抗ウイルス薬、副腎皮質ステロイド薬を点滴注射または内服します。
  • 抗ウイルス薬は発症早期にのみ効果があるので、できるだけ早めに専門医を受診し治療を開始することが大切です。
  • 麻痺が軽度であれば1〜2カ月で完全に治ります。
  • 麻痺が高度な場合(=まったく動かない場合)、治癒率は50〜60%程度とベル麻痺に比べて不良であり、6〜12カ月経過しても麻痺が残り、まぶたと口がいっしょに動く病的共同運動、ひきつれなどの後遺症を残す症例も多くみられます。
  • めまいは1〜2週間で改善しますが、聴力の障害は完治しないこともあります。

ハント症候群に気づいたらどうする?

  • 片側の耳に水疱やかさぶたができ、片側の顔の動きが悪いことに気づいた時には、早期に耳鼻咽喉科専門医の診察を受けることをすすめます。

出   典:「六訂版 家庭医学大全科」株式会社法研発行
関連サイト:ハント症候群の症状や原因・診断・治療方法と関連Q&A
 


 
身体デザイナー

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