身体のデザインを紐解く(情報が伝わる②)

  • 2017年12月12日

毎日を快適に過ごしていることって、ほんとに素晴らしいことです。

どんなふうにこのようなことが実現してるんでしょうか?

人のからだは誰が作ったのかはわかりませんが、実に巧妙に出来上がっています。そしてなぜかちょっとした脆弱さも併せ持っています。完全に解明されていない人体ですが、我々の日々の実践とご協力いただく多くの方々の英知によって、我々なりに共通項を解明できました。

快適に毎日の生活を送るように身体はどのようにデザイン(設計)されているのか、少し紐解いてみましょう。

本日は 身体内で電気信号で情報が流れる仕組みについて(後半)です。

脳や脊髄が勝手に身体に命令をだして、筋肉を動かしたり、内臓の働きを調整したり血圧を調節したり、気分の抑揚に関係したり、免疫を調整したりしていてくれることは前にもお話しました。ほとんどが無意識に行われているのでした。

(詳しくは 以前のコラム をご覧ください)

 

脳や脊髄が正しく働くためには、身体からのシグナル(信号)をうけとる必要があります。今、身体はどうなっているかという情報です。

その情報を受け取るために身体には様々なセンサーが存在しています。

そして情報を脳や脊髄に伝えてくれているので、それに応じた反応をすることができます。

そのセンサーについてご紹介します。

・眼球は光(色)を電気に変換する装置です。

・耳の奥にある「蝸牛」は音波を電気に変換する装置です。

・同じく耳の奥にある「半規管と耳石器」は頭の傾きや動きを電気に変換する装置です。

・嗅球は匂いを電気に変換する装置です。

・舌にある「味蕾」は味を電気に変換する装置です。

・筋肉の長さや張力を電気に変換する筋紡錘(錘内筋)

・腱の張力を電気に変換する腱紡錘(下図では「腱器官のカプセル」と表記)

・その他、内臓や皮膚・血管を含めてあらゆるところに神経線維の知覚端末は枝を伸ばしていってます。ですから、痛みや圧などを検知して電気に変えて脳や脊髄におくることができます。下図のピンクの細い枝は全て知覚端末です。

 

BiNIアプローチではこのセンサーにどのような刺激をすると、良い反応がでるのかという法則性を沢山蓄えております。

またバイオメカニクス(生体力学)で分かっている「快適に生活を送っているときにセンサーにどのような刺激が入っているのか」ということを応用しています。

このシリーズ 次回は、情報を伝えるもうひとつの仕組み(ホルモン) です。

(身体デザイナー 山岸茂則)